・ホシザキは、中国の食品機器メーカーである浙江愛雪制冷電器有限公司の持分51%を譲渡した。
・譲渡先は個人であり、譲渡価額は非公表。
・ホシザキは2015年に浙江愛雪制冷電器を子会社化したが、シナジーが見いだせなかったため、持分のすべてを手放すことにした。
・譲渡日は2018年6月29日。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:
ホシザキが浙江愛雪制冷電器の持分51%を譲渡した理由は、当初期待していたシナジーが見いだせなかったためである。M&Aにおいては、事前に十分なデューデリジェンスを行い、相手企業との相性やシナジー効果を見極めることが重要である。今回の事例から、M&A後の経営統合においては、十分な計画と実行が必要であることが示された。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。